London 2012 ⑪~ ロンドン最後の夜(2)
友人の家に戻ると、双子ちゃんは寝静まり、友人と旦那さんがわたしを待っていてくれました。
一週間滞在して三人でゆっくり話せたのは、この日が最初で最後。
ケーキとワインを用意してくれていて、三人で乾杯しました。
わたしからは、フラワースクールでつくったクリスマスプーケとシャンパンをプレゼント。
わたしは、イギリスのクリスマスで食べるプティングとミンチパイをいただきました。
友人と旦那さんは忙しい育児と仕事の合間に、温かいおもてなしをいっばいしてくれました。
しかも、毎朝、毎晩双子ちゃんが遊んで、抱っこしてと来てくれて、わたしも幸せの日々でした。
ロンドンの一週間を振り返り、なんだかほっとしたやら、さみしいやら。
すこし複雑な気持ちでしたが、友人と旦那さんといろんなことを話せて、とても楽しい夜になりました。
友人のCさんとは留学時代のお友達。
私より7歳上のお姉さん。
私が大学、彼女が大学院で同じ大学に留学したのがきっかけでお友達になりました。
とはいえ、Cさんは私が留学したイギリス北部の平和な雰囲気に馴染めないと言って、1カ月ちょっとで別の街の大学へ移動してしまったのです。
というわけで、私たちが同じ所にとどまったのは、1カ月だけのこと。
それまで、Cさんは政治記者として、海外を飛び回っていたのです。だから、戦場やアフリカ、危ないところに行くこともたくさんあって、どうにもイギリスの平和な空気に馴染めなかったようでした。
そこで彼女が選んだのは、イギリスでも少し危なげな街。けれど、平和学ではとても有名な大学に転入されていました。
なにはともあれ、1カ月、日本から船便の荷物も届かないうちにCさんは別の街に移動してしまったので、なぜか私は荷物が届いたら、持っていきますといって約束をしたんです。大きな段ボール荷物1個。今思うと、どうやって数時間バスに乗り運んで行ったのか記憶が定かではないのですが、その荷物を別の街へ運び、学生寮の狭いシングルベッドにふたりで何日か寝て、街中をぶらぶら散策したり、学生らしい思い出がたくさんできていました。
けれど、この十年くらいの間に会ったのは指で数えるほど。日本に帰国する時や年末年始になるとメールをくれて、私たちのご縁はつながっていました。
そんな不思議なご縁のあるCさんファミリーに今回ロンドンではいっぱいお世話になりました。
Cさんが、あんなにイギリス嫌いだったのに、留学後そのまま残り、そこで仕事を始めたというのも驚きの出来事でしたが、さらに旦那さんと出会い結婚されて子どもも授かり永久に残るなんて本当に信じがたい話なんて話もしました。
一方、食の話をしたとき、旦那さんが「イギリス人は食べ物より飲みもののほうが重要!」といっていたのが、印象的でした。これはビール大国イギリスならではの名言かな。けれど、これは決して褒め言葉ではなく、ちょっとした皮肉(笑)食はむかしに比べてかなり改善されてはいるものの、ビールやパブが大好きなイギリス人。食よりのみに走る彼らには、健康面の課題がまだまだあるのかもしれません。
ここは私の寝室からみた風景。ロンドンの中心部にあるテラスハウスの中庭です。イギリスのおうちには必ずといっていいほど、お庭があります。家の形、お庭の広さが階級を象徴するものだったりします。今もなお、イギリスには階級社会が根付いているようです。それはさておき、この薄暗いなんともいえないこの雰囲気が私は大好きで、パチリと写真におさめました。なんともイギリスらしい雰囲気なのです。
ロンドンの一週間を振り返って、ここはわたしの成長によって、巨大に見えたり、等身大に見えたり、本当に面白い街だと思いました。(少しだけ東京に似ています。)
学生時代、人が多くて歩けなかった場所もいまは平気。ピカデリーサーカスがその代表格でしたが(笑)、まったくもっていまは普通でした。
もしまだ独身だったら、ロンドンに住んで働くとか言い出していたかもしれないな〜なんて思いました(笑)
この滞在中、コッツウォルズ、フラワースクール、フラワーマーケットにもいきました。まだまだロンドン滞在記を続けたいですが、ひとまずこの辺で(^ ^)
落ち着いたら、また書きたいなと思います。
前置き長くなりましたが、いよいよ翌日はコペンハーゲンへ。
続きはまた次回にしたいと思います(^-^)
今日もご覧頂きありがとうございました。
一週間滞在して三人でゆっくり話せたのは、この日が最初で最後。
ケーキとワインを用意してくれていて、三人で乾杯しました。
わたしからは、フラワースクールでつくったクリスマスプーケとシャンパンをプレゼント。
わたしは、イギリスのクリスマスで食べるプティングとミンチパイをいただきました。
友人と旦那さんは忙しい育児と仕事の合間に、温かいおもてなしをいっばいしてくれました。
しかも、毎朝、毎晩双子ちゃんが遊んで、抱っこしてと来てくれて、わたしも幸せの日々でした。
ロンドンの一週間を振り返り、なんだかほっとしたやら、さみしいやら。
すこし複雑な気持ちでしたが、友人と旦那さんといろんなことを話せて、とても楽しい夜になりました。
友人のCさんとは留学時代のお友達。
私より7歳上のお姉さん。
私が大学、彼女が大学院で同じ大学に留学したのがきっかけでお友達になりました。
とはいえ、Cさんは私が留学したイギリス北部の平和な雰囲気に馴染めないと言って、1カ月ちょっとで別の街の大学へ移動してしまったのです。
というわけで、私たちが同じ所にとどまったのは、1カ月だけのこと。
それまで、Cさんは政治記者として、海外を飛び回っていたのです。だから、戦場やアフリカ、危ないところに行くこともたくさんあって、どうにもイギリスの平和な空気に馴染めなかったようでした。
そこで彼女が選んだのは、イギリスでも少し危なげな街。けれど、平和学ではとても有名な大学に転入されていました。
なにはともあれ、1カ月、日本から船便の荷物も届かないうちにCさんは別の街に移動してしまったので、なぜか私は荷物が届いたら、持っていきますといって約束をしたんです。大きな段ボール荷物1個。今思うと、どうやって数時間バスに乗り運んで行ったのか記憶が定かではないのですが、その荷物を別の街へ運び、学生寮の狭いシングルベッドにふたりで何日か寝て、街中をぶらぶら散策したり、学生らしい思い出がたくさんできていました。
けれど、この十年くらいの間に会ったのは指で数えるほど。日本に帰国する時や年末年始になるとメールをくれて、私たちのご縁はつながっていました。
そんな不思議なご縁のあるCさんファミリーに今回ロンドンではいっぱいお世話になりました。
Cさんが、あんなにイギリス嫌いだったのに、留学後そのまま残り、そこで仕事を始めたというのも驚きの出来事でしたが、さらに旦那さんと出会い結婚されて子どもも授かり永久に残るなんて本当に信じがたい話なんて話もしました。
一方、食の話をしたとき、旦那さんが「イギリス人は食べ物より飲みもののほうが重要!」といっていたのが、印象的でした。これはビール大国イギリスならではの名言かな。けれど、これは決して褒め言葉ではなく、ちょっとした皮肉(笑)食はむかしに比べてかなり改善されてはいるものの、ビールやパブが大好きなイギリス人。食よりのみに走る彼らには、健康面の課題がまだまだあるのかもしれません。
ここは私の寝室からみた風景。ロンドンの中心部にあるテラスハウスの中庭です。イギリスのおうちには必ずといっていいほど、お庭があります。家の形、お庭の広さが階級を象徴するものだったりします。今もなお、イギリスには階級社会が根付いているようです。それはさておき、この薄暗いなんともいえないこの雰囲気が私は大好きで、パチリと写真におさめました。なんともイギリスらしい雰囲気なのです。
ロンドンの一週間を振り返って、ここはわたしの成長によって、巨大に見えたり、等身大に見えたり、本当に面白い街だと思いました。(少しだけ東京に似ています。)
学生時代、人が多くて歩けなかった場所もいまは平気。ピカデリーサーカスがその代表格でしたが(笑)、まったくもっていまは普通でした。
もしまだ独身だったら、ロンドンに住んで働くとか言い出していたかもしれないな〜なんて思いました(笑)
この滞在中、コッツウォルズ、フラワースクール、フラワーマーケットにもいきました。まだまだロンドン滞在記を続けたいですが、ひとまずこの辺で(^ ^)
落ち着いたら、また書きたいなと思います。
前置き長くなりましたが、いよいよ翌日はコペンハーゲンへ。
続きはまた次回にしたいと思います(^-^)
今日もご覧頂きありがとうございました。
by yukarin2010
| 2012-12-29 16:00
| Travel